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Bacchus(バッカス)グローバルシリーズ フィリピン工場見学レポート SOAR MUSIC / バッカス堂

Baccshuのグローバルシリーズを製作するフィリピン工場へ!

楽器としての高いトータルバランスとコストパフォーマンスでご好評いただいておりますBacchus GLOBAL Seriesのギター/ベースは、 フィリピンにあるファクトリー(Ai Music by Deviser)で国内の飛鳥ファクトリーと同等の工程を経てハンドメイド製作されています。

飛鳥ファクトリーは何度もお邪魔させていただき、ファクトリーの様子や製作工程などをご紹介させていただいておりますが、 グローバルシリーズの製作工程や現地の工場の様子などは、今まで文章だけのご紹介となり、お伝えが難い部分もございました。 という事で、フィリピンの工場に潜入し、直接、見聞きして参りましたのでご報告させていただきます!

工場内へ潜入!

工場を訪れたのは4月下旬に差し掛かる頃。 日本ではまだ少し肌寒いですが、フィリピンでは1年の中で最も暑い時期で、当日の最高気温は34℃でした。 空港到着後、フィリピン工場(Ai Music)の八塚社長とポール副社長が出迎えてくれました。 工場までの車中、フィリピンの色々なお話を伺った後、早速、工場に潜入!

製作作業の様子

作業場のレイアウトは異なるものの、飛鳥ファクトリーでも見た事のある工具や機器を使用し、 職人さんが真剣に木材と向き合い、国内工房と同様に1本1本手作業でギター/ベース製作を行っていました!

ネック製作

ピンルーター、専用の治具を使用し、職人さんが1本1本丁寧に材を削り出していました。 粗加工されたネックはより滑らかになるよう、サンディングを行い、徐々に形成を行います。 演奏性に大きな影響を与えるネックは、グリップを確認しながら慎重に形状を整えていきます。 フレット(日本製フレット使用)も丁寧に1本1本手作業で打ち込んでいました。

ボディ製作

ボディ製作だけでも、それぞれの工程で作業が分かれており、材の接着、切出し加工、形成がそれぞれの場所で行われています。 ボディの外周Rの形成やコンター加工、研磨作業等も担当の職人さんが丁寧に行っており、工程によってサンドペーパーを使い分けながら、次の塗装がスムーズに行えるよう、しっかりと丁寧に仕上げられます。 また、作業で使用されているサンドペーパーは日本から取り寄せて使用しているとの事でした。 マホガニー材やキルトメイプルをトップに使用した研磨待ち、研磨後のボディが沢山並んでいました。

塗装

ホコリが入らないよう、ドアを隔てたところに塗装ブースが設けられていました。 色合いを確認しながら調合を行い、、スプレーガンで塗料を吹いているところです。 丁度、CAR(キャンディアップルレッド)カラーの塗装を行っていました。 メタリック塗装の上に赤い塗料を吹き付けています。 塗装垂れが無いよう、また、耐久性とサウンドへの影響を考慮して程良い厚みに塗装されています。 塗料も日本から取り寄せて使用しているとの事でした。

バフがけ

塗装完了後のボディ、ネックは乾燥した後、バフがけのブースに移されます。 グロスフィニッシュでは綺麗な光沢が出るよう、光を当て、角度を変え、状態を確認しながら仕上げていきます。

ピックガード製作

ピックガードも1枚1枚手作業で切り出されていきます。 ピックガードサイド部分の面取りも丁寧に行われていました。

組み込み作業

こちらのブースでは加工、塗装を終えたギター/ベースの組み込みが行われています。 棚に並んだネックとボディをそれぞれのモデル、カラーに合わせて組合わせていきます。 ピックガード、ポット、コントロールなどの取り付け、各部の機能、サウンドチェックを行います。 フレットサイドのバリ取りエッジ処理も丁寧に行われており、弾き易さと仕上げの美しさを両立させています。

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グローバルシリーズ・ラインナップ

ご紹介したフィリピン工場でハンドメイドで製作される、グローバルシリーズはこちら!

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