木材ミニ辞典

ギター、ベースに使われる木材の特性について解説しています。

木材
主に使われる材
アルダー (Alder)
バランスが良く比較的フラットなトーンを持つスタンダードな材。60年代のギターから多く用いられ、いわゆる枯れた温かみのあるウォームなヴィンテージサウンドが特徴。また、中域に優れ音に粘りもあり汎用性が高く、現代の音楽シーンでも重宝されるギターやベースの素材として代表的な木材です。
アッシュ (Ash / White Ash)
高音から低域までのハッキリとしたメリハリのあるサウンドが特徴の材。色が白くはっきりとした美しい木目のため、シースルー系やナチュラル塗装によく用いられます。音のバランスがよく、アルダー同様、広くギター・ベースの素材として採用されている代表的な木材です。
ライトウェイトアッシュ (Light Weight Ash)
通常のアッシュに比べて重量が軽く音抜けの良い高音のよく通るヴィンテージサウンドが特徴。50年代のギターから多く使われていました。見た目は通常のアッシュと差異が無く、はっきりとした美しい木目が特徴。
メイプル (Maple)
強度が強くアタックサスティンに優れているため、ネック材に多く用いられる他、マホガニー等ほかの材とラミネイトしてボディに用いられたりします。メイプル単体でボディに使用すると、非常にソリッドなトーンが生まれます。はっきりとした木目はありませんが、まれにトラ目やバーズアイと呼ばれる模様を持つものもあり、そのような材は希少価値が付きます。
ジェミリーナ (Gemilina)
中域を中心にバランスの良い音域特性を備えていることから、フィリピンなど東南アジアを中心にアルダーに近い材として採用されている。塗装のノリが良く、軽めのウェイトも特徴。
ポプラ (Poplar)
甘めでまろやかな中域特性。アルダーに似た特性を持ちつつも、コストを抑えることが出来、またアルダーより軽めで扱いやすいというメリットがある。
バスウッド (Basswood)
主にアメリカ北東部を産地とする。軽く柔らかいため加工がしやすく、手軽な素材として重宝されている。フラットな鳴りが特徴。
ローズウッド (Rosewood)
ソリッドギターでは指板として使われる材。ウォームで温かみのある、やや甘いトーンが特徴。吸水性にも優れ指板として実用性の高い木材です。ボディ材に使用されることもあります。
エボニー (Ebony)
ローズウッドと同様、指板として使われる材。硬く、メリハリ感があり音の粒立ちが良くアタックに優れています。その剛性も相まり指板にはもってこいの素材ですが、加工が困難なため高級機種に採用されることが多い木材です。
ハカランダ (Jacaranda)
ブラジリアンローズウッドとも呼ばれる。赤っぽい褐色で黒い木目が特徴。加工は難しいが、非常に堅牢な素材でハイエンドクラスのギターやベースに採用されている。現在、希少な銘木としてワシントン条約で輸出入が制限されている。
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